富岡八幡宮

【参考文献】
・富岡八幡宮社報(深川八幡宮)平成二十四年夏号
・昭和30年・40年代の江東区 なつかしい昭和の記録 三冬社 等

富岡八幡宮とは

 富岡八幡宮(深川八幡宮)は、江戸時代のはじめに建てられた神社です。
 鳥居の前に左右に走っている大きな道は、永代通り。江戸市中から富岡八幡宮への参詣道でした。富岡八幡宮には深川七福神の「恵比須神」が祀られています。富岡という町名は、富岡八幡宮から付けられました。


 




 鳥居の右手前には、大きくて立派な石灯籠があります。



 




 丁度、神輿の倉の扉が開いていました。
 日本一の大神輿です。

記念碑

 天皇陛下御野立所の碑がありました。
 昭和20年3月10日戦災空襲の被害を御視察のため、同月18日昭和天皇が行幸された記念碑です。

鳥居をくぐると

右側に

 大関力士碑がありました。この碑は、昭和58年に建てられたそうです。
また、この碑は、9代目市川団十郎と5代目尾上菊五郎が明治年間に寄進した仙台石を利用しているそうです。



左側に

 伊能忠敬(1745~1818)の像がありました。
 平成13年に建立されたものです。  



横綱力士碑

 右奥の方へ進むと横綱力士碑がありました。
 幕府が初めて認めた江戸勧進相撲の発祥地。境内で本場所が開催されていました。この碑は、江戸時代最後の第12代横綱、陣幕久五郎らが発起人となり明治28年に建立した石碑です。新横綱の刻名式は第二次世界大戦中に一時中断。第45代初代若乃花までの名が入っています。 第46代目以降は新しい碑が建立されました。

最後に

 富岡八幡宮は、弊財団事務所から徒歩3分のところにあります。夏は、暑いですが、高い木に生い茂る緑が爽やかで、歩くだけでもリフレッシュしました。
 東西線「門前仲町」駅(1番出口)より徒歩3分、大江戸線「門前仲町」駅(5番出口)より徒歩6分のところにあります。
 是非、足を運んでみてください。